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 たち飲み 吟

■たち飲み 吟
【ふれこみ】
激戦区最強店 実は日本酒の名店

とうとう来てしまったというか、やはり新橋を語らずして立ち飲みを語ることは出来ません。

というわけで、まずは新橋で一番有名な店へ。場所は新橋駅前ビル1号館の地下地下入り口付近です。この新橋駅前ビル、フロアの中に2坪や3坪程度の店数十がぎっしりと軒を連ねており、サラリーマンのメッカというか、オヤジのテーマパークというか凄いところです。それらの店は焼き鳥の臭い立ち込める居酒屋はもちろん、巨大なスピーカーからジャズの流れるバー、キモノの襟を深く落としたママのいるスナックなど多彩です。その中に立ち飲み屋も4〜5軒あります。

前置きが長くなりましたが、吟はまさにオヤジ天国。狭い(立ち飲み屋としてはそこそこ広い)店内にびっしりとサラリーマン、ドブネズミスーツの大群です。私もそのうちの一人なので、違和感なく溶け込みました。
店の形は上から見ると長方形の左上をスパッと切り取ったような変則五角形。右上の部分が厨房兼レジになっており、中には店員さんがいます(店員さんはみんな若いです)。左側には立ち呑みにちょうどいいテーブルが壁から4本伸びています。入り口はその五角形の底辺に柱をはさんで二つあり、ひとつは駅へ一つはビルの中へ出ます。20人ぐらいは入れる店の広さに今日は8分以上の入りとなかなか盛況です。

まずはビール(350円)をいただきます。なかなか大きいジョッキでこれで350円ならOKでしょう。
おつまみはカウンターの前と脇にサランラップをかけた皿が所狭しと並べられており、それをもってレジにいくというスタイルです。料理の名前などはほとんど書いてありません。もちろんキャッシュアンドデリバリー。でビールとおつまみをお盆に載せてくれます。これをもって自分の好きな席に行くのです。私は「豆腐とネギ、ニラのあえもの」(300円)をチョイスしました。料理の値段はほとんどが300円と350円で、野菜や豆腐を使ったものが300円、焼き魚など少し手のかかったものが350円というかんじです。

やはりこの吟にきたら日本酒でしょう。きっちりと冷蔵保存しており状態がいいので、どれを飲んでもうまいです。今回は高知の「酔鯨」(400円)をいただきました。味はすっきりとした辛口、山内容堂公の
「鯨海酔侯(げいかいすいこう)」から取った名前だと思いますが、その名に恥じないうまい酒です。

向かいのテーブルのグループは同じ会社の人たちのようで、しきりに社長の経営方針を揶揄しており、横の二人組はここのところの野球界について熱く語っておりました。
「ああ、新橋に来たな」という午後8時過ぎでした。

【メニュー】
●飲み物 生ビール350円 ヱビス黒(小ビン)350円  梅酒サワー・レモンサワー・ウーロン割り・緑茶割り300円 シィークワーシャー割り350円
●日本酒350円( 裏霞、住吉、越の華、澤の井、五大天水純米など)
●日本酒400円(酔鯨、神川、五大天水純米吟醸など)  そのほか焼酎や泡盛などもあります
●おつまみ300円 冷やっこやあえものなど豆腐料理 おでん おひたし サラダ
●おつまみ350円 マグロなど刺身 焼魚(うなぎ まぐろ あじなど)

【住所・営業時間】
港区新橋2−20−15 新橋駅前ビル1号館
JR山手・京浜東北線 都営浅草線 新橋駅 徒歩0分 ゆりかもめ徒歩2分
16:30〜22:30
土・日祝日休み

【おすすめ度】★★★★(満点は★5つ) 日本酒好きなら、一度はどうぞ。日本酒嫌いなら☆半分減らしてください。立ち呑みのメッカ新橋の名店を楽しみましょう。

【女性おすすめ度】★★★ ビルの入り口だし、明るく店内は清潔。でも、お客が圧倒的に40〜50代のサラリーマンなので女の子だけじゃ辛いかも。
【一緒に行くなら】松本志のぶ(日テレアナウンサー)。一度、近くでお顔を拝見しましたが、すご〜くかわいかったです。汐留からの帰りに一杯いかがですか?
<2004.12.04>

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