創作串揚げ 三重まる上野１丁目店
■ 創作串揚げ 三重まる上野１丁目店
【ふれこみ】
上野にニュータイプの立ち呑み屋さん登場
３月１５日、上野広小路にオープンしたこの店。オープン前日、上野の街を歩いていると「明日開店の立ち呑みのお店でーす」と女の子がティッシュを配っているではありませんか。すぐにゲットした上、場所を確認、その時はちょうどレセプションを行っていました。
そして当日、午後６時半ぐらいに店に行くと８人程度が入店していました。なかはうなぎの寝床、というよりはドジョウの寝床というかんじでしょうか、おそらくダークスタイルで、つめに詰めたとしても１５人入るかどうかといった広さ。店員さんは濃紺のキャップ、Yシャツ、同色のギャルソン風エプロンというおしゃれなスタイルでした。
店に入るとひょうたんのような形の平皿にソースを注いでくれ、小鉢に盛ったキャベツを持ってきてくれます。
さて、ここの串揚げですがオール１５０円の上、「１本どり」。やはり２本どりはもうお客さんが納得しなくなっているのでしょう。
まずは様子見といったところで、生ビール（３８０円）と串揚げ５本セット（７００円、ししゃも・ぎんなん・あさり・豚カツ・鶏ひざ軟骨）を頼んでみました。
生ビールはまあ３８０円並みの大きさですが、よく冷えてて美味しかったです。さて、串揚げ、初日ということもあり少し出てくるまでに時間がかかりましたが、まあこれは「想定の範囲内」。しかし、そのサイズにはビックリしました。一言でいうと「小さい」…ものすごく小さいのです。豚カツはサイコロステーキ大が２個、銀杏は４つ、鶏ひざ軟骨はブロッコリー大、驚愕したのはあさり、親指の爪程度のあさりが２個…これが１５０円。
１５０円でそれほど多くのことは望みませんが、これではちょっと悲しくなってしまいます。私は基本的に立ち呑み屋ではケチです。だからこういうときは「１５０円といえばチロルチョコが１5個買える値段」と思ってしまうのです。これなら２本どりでいいから１００円にしてほしいです。まあケチと呼んでください。
それ以外はこのお店素晴らしいです。店員さんたちは皆さん気持ちのいい挨拶で、お客のおじさんが「チョリソーって何？」という質問をしても笑顔で丁寧に答えていました。その自然な接客はスゴイと思わせる部分も、それもそのはず、同店は「てんのてん」「串TEN」などの居酒屋を経営する㈱キュアリアス
のパートナーシップ店だそうです。ひょっとすると店員さんもそちらのお店から来ているのかもしれません。
もうひとつ、服に油のニオイがつかないのもいいところです。厨房がカウンターの一番奥の別室に別れており、ガラス越しに作っている様子は見えるのですが、換気が完璧に近いのといい油を使っている（初日なので当然か）ため揚げ油がこちらに飛んでこないのです。これは女性はもちろん、一張羅を着てきた会社員にもありがたいです。キャベツの小鉢は小さいですが食べ放題。中身がなくなるとすぐ「お代わりいかがですか？」と店員さんがやさしく言ってくれるので、うれしいです（えーケチですよ）。
とにかくまだ、できたばかり、これから期待の店といったところです。
お店の場所は鈴本演芸場の並び、上野松坂屋の向かい側をちょっと入ったところ。隣にはサンクスがあります。
【メニュー】
●飲み物各380円 生ビール・梅干サワー・レモンサワー・ウーロンサワー・黒酢はちみつサワー・日本酒・焼酎（グラス）ワイン（赤・白、グラス）など
●串揚げ各150円 じゃが芋チーズ・蓮根真丈詰め・プチさつま芋・長芋磯辺・姫筍・銀杏・しいたけ・ナス・カマンベールチーズ・きりたんぽチーズ・うずら・紋甲げそ・ししゃも・イカ・海老・ズワイガニ・帆立・太刀魚・キスしそ巻き・豚カツ・牛カツ・手作りチョリソー・エリンギ豚トロ巻き・若鶏モモ肉・合鴨つくね・鴨ロース・まこも茸合鴨巻・プチタマベーコン・アスパラベーコン巻き
おまかせ５本７００円 濱御塩 藻塩５０円（これを串揚げにつけて食べるそうです）
【住所・営業時間】
台東区上野1-20 東相ビル1F
東京メトロ銀座線上野広小路駅徒歩約３分 JR山手線・京浜東北線・常磐線・高崎線など上野駅徒歩約１０分
営業時間17：00～23：00
【おすすめ度】★★★（満点は★５つ）串揚げが小さいので、あまり食べない人向け。
【女性おすすめ度】★★★★☆ 店がきれい、店員が若い女の子、服にニオイが付かない、串が小さくて食べやすい（嫌味じゃなくてホントに）オススメ！！
【一緒の行くなら】山口智子さん。小顔だそうで、口も小さいかと。油モノの時はさっぱりした女性がいいですよね。
＜2005．0321＞